1-01-20から1日間の記事一覧

翻訳者紹介

林克己(はやし・かつみ) 大正ニ年東京に生まれる。・ 東北大学医学部卒。 医学博士・英米文学翻訳家。 主訳書 ジョン・ウインダム「呪われた村」(早川書房刊) レスター・デル・リイ「神経繊維」(早川書房刊) エドマンド・クーパー「太陽自殺」(早川書…

脱地球の思想 テディ片岡

現実とSFとのさかいが次第にせまく薄くなっていく事実こそ、SFの未来に対する最大の挑戦なのだ。SFが、かたっぱしから現実になると同時に、現実そのものの様相が、悪意のSFにかさなっていく。 18世紀の初頭に生きていた人にいまの社会を見せたら、こ…

推理小説とSF 佐野洋

「日本SF・幼年期の終り」に収録。

サイエンス・イズ・フィクション 中原佑介

サイエンス・フィクションは空想科学小説といわれるように、小説の一分野である。その内容と形式がきわめて自由であるのがサイエンス・フィクションの特徴といっていいが、それでも小説であることに変りはあるまい。もっとも最近ではその自由を最大限に行使…

解説者 福島正実 伊藤典夫

収録作品 クリフォード・シマック『都市』林克己訳 ジェイムズ・ブリッシュ『地球人よ故郷に帰れ』砧一郎訳

「世界SF全集」月報より