1-02-02から1日間の記事一覧

編者紹介

飯田規和(いいだ・きわ) 昭和三年山梨県に生まれる。 昭和三十年東京外語大学ロシア語科卒。 ソヴィエト文学研究家。 出訳書 スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』(早川書房刊) R・E・コブリンスキ『電子頭脳の時代』(理論社刊) ユリアン・セ…

攫われる刻 須永朝彦

月光仮面、スーパーマン、海底少年マリン、忍者部隊月光、魔神バンダー、ウルトラマン、エイトマン、仮面の忍者赤影、バットマン、黄金バット、宇宙忍者ゴームズ、レインボー戦隊ロビン、タイム・トンネル、謎の円盤UFO、二十面相ジョニー、宇宙猿人ゴリ、仮…

何かをして・・・ 金森達

月ロケットは、あらゆる現代彫刻よりも、新しい。 ヒューストン宇宙センターとアポロ宇宙船との間に交される無線の会話は現代詩を上まわる。 音のひずみ、発信者、空電妨害、通信の中絶、これらの交信は、ほとんどの電子音楽をもしのいだ。 気まぐれに歩くス…

ロシア・ソヴィエト文学の幻想性 川端香男里

ロシア文学はおそらく日本人の読者が明治以来もっとも身近に感じてきた外国文学だろう。それだけにロシア文学に対するある種の思いこみ、思い入れというものも強くて、ロシア文学は泥臭いほどのリアリズムで一貫しており、人がいかに生きるぺきかということ…

解説者 飯田規和

収録作品(飯田規和編) イワン・エフレーモフ「宇宙翔けるもの」 ゲオルギー・グレーヴィッチ「創造の第一日」 ワレンチナ・ジュラヴリョーワ「宇宙船ポリュス号の船長」 アナトーリィ・ドニェプロフ「人間の公式」 ウラジーミル・サフチェンコ「ベルン教授のめざめ」 ストルガツキー兄弟「六本のマッチ」 M・エムツェフ&E・パルノフ「雪つぶて」 セーヴェル・ガンソフスキー「湾の主」 E・ヴォイスクンスキー&I・ルコジャノフ「不可能の方程式」 イリヤ・ワルシャフスキ「予備研究」 スタニスワフ・レム「事故」 アンジェイ・チ

「世界SF全集」月報より