2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

古本

ネット古書店から、森村誠一「人間の証明」(角川書店)、片岡義男「ターザンが教えてくれた」(角川文庫)が届く。

鹿島孝二「湘南滑稽譚」(サンケイ新聞出版局)

図書館で借りた、70年刊行のユーモア風俗小説。この著者、文庫化とかされず埋もれてそう。 (追記)と思ったら、春陽文庫でガンガン刊行されていたそうです。 http://www.shun-yo-do.co.jp/person/sakka1972.cgi?sakkamei=%BC%AF%C5%E7%A1%A1%B9%A7%C6%F3

古本

川崎BEの古本市で、川崎渡田町の「友愛堂たちばな書店」の昭和の教養本4冊400円。 福田三郎「世界の動物」(カラーブックス)、上野英信「追われゆく坑夫たち」(岩波新書)、赤座憲久「目の見えぬ子ら 点字の作文を育てる」(岩波新書)、塩尻公明「生…

最近は終電近くまで仕事しているのだが、早めに帰宅して自宅で仕事。 妻は「華氏911」を見に出かけていて、入れ違い。

ジーン・ウルフ「ケルベロス第五の首」(国書刊行会)

読了。うーん、面白かったのだけれど、読む必要のない本だったというか。知性だけで構築された「静謐な名品小説」を、読みたいとは思えない。

「人間の証明 サントラ」

大野雄二の名作。ジョー山中の甘え声って、反則だね。

「くたばれハリウッド」

「ある愛の詩」や「ゴッド・ファーザー」のプロデューサー、ロバート・エバンスの自伝を、当時の映像や写真と当人のしゃべりでまとめたもの。妻がビデオ見てるのを、仕事しながら横目で見てたのだが、注意多動性障害チックなハイ・テンション親爺のトークが…

古本

ネット古書店から、岡部冬彦「岡部冬彦の見る聞く話す」(旺文社文庫)が届く。

室井綽「動物の観察」(カラーブックス)

これは珍本だった。81年刊行の本と思えない、昭和30年代以前のノリのレトロ雑学本。 著者は竹博士として有名な人。「動物園での動物の観察方法を指導する」という名目での、哺乳類から昆虫類までの動物トリビア集で、妙な知識満載でおもしろい。 ウサギの笑…

ラス・メイヤー

死去。82歳。

加太こうじ「紙芝居昭和史」(岩波現代文庫)

読了。大衆芸能の偉大で忘れ去られたミッシング・リンク、それが紙芝居。戦前の紙芝居は、紙芝居会社の倉庫にしまわれていたものが、東京空襲でほとんど焼けてしまったそう。

「アンブレイカブル」

ビデオで。シャマラン作品でこれだけ未見だったが、いやー、これこそ底抜け。 サミュエル・L・ジャクソンが、ありえない超変な役柄を重厚に演じていて、最高。

「サノバビッチ☆サブ 〜青春グッバイ〜」

松梨智子監督の自主製作バカ映画。なのだが、「優等生の女の子が、一生懸命頭の中考えついた」バカ。悲しくなりました。 松梨監督は、平野勝之のドキュメンタリー「流れ者図鑑」で競演しているのだが、あの作品中でも平野監督から「おまえは優等生すぎるんだ…

キーワード説明より(水玉蛍之丞)

え!、水玉先生って、「ベビー・ギャング」の岡部冬彦の娘!

加太こうじ「紙芝居昭和史」(岩波現代文庫)

71年の立風書房版の再刊。岩波現代文庫の芸能物、ツボを心得た再刊多くてうれしい。 加太こうじの「町の自叙伝」も、ちくま文庫あたりで再刊されないかなあ。

「人間の証明」

CSで。森村誠一の原作のクササは強烈だが、ハッタリ満点の「70年代超大作」。 終了後、佐藤純弥監督のインタビューがあったが、予想どおり、いい加減な「大作映画」的な爺さんであった。このおじいさん、角川春樹事務所の新企画で「男たちの大和」を撮るそ…

「ヴィレッジ」

シャマラン監督の待望の底抜け新作。B級映画的な題材を、丹念で感動的な描写で描く作風変わらず。 映画の中の謎よりも、こういう映画を取り続ける監督の脳の構造の謎を知りたい。

学芸大学商店街・珍名集

モンゴメリー(ラーメン屋) しゃれねずみ(スナック) 成人慰労室(スナック)

学芸大学で、妻と鍼灸治療。そのあと、学芸大学商店街を散策。

「日本残酷物語2 忘れられた土地」(平凡社ライブラリー)

読書中。離島、山間地、北海道の地に住んだ民の、苦悩の日々。

安村敏信「美術館商売」(勉誠出版)

読了。

古本

新橋駅の古本コーナーで、山本英樹「百万一心 ㈱小僧寿し東京本部 15年の歩み」を買う。

堀敏一「中国通史 問題史としてみる」(講談社学術文庫)

読了。こちら(http://d.hatena.ne.jp/inseiem/20040827#1093605859)で存在を教えられた本だが、面白かった。

内澤旬子日記

http://d.hatena.ne.jp/halohalo7676/

安田謙一+市川誠「すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。」(太田出版 ISBN:4872338588)

安田謙一の本が出てたの、知らなかった。

石井政之「顔面バカ一代―アザをもつジャーナリスト」講談社文庫(ISBN:4062748576)

待望の文庫化。いや、元版の「顔面漂流記」も買って読んでるんですが、かなり加筆されてるみたいなので。 石井さんの大ファンの妻が、まずは読書中。

チャンネルNECO

って、「Nikkatsu Eizou Communicationの略」なのね! どうりで、日活映画をよくやると思ったよ。ところで、日本のCSやケーブルTVで、洋画のB級映画ばかりやるチャンネルが、なぜないのかね。

キーワード

伊藤彦造

「女の警察 国際線待合室」「女の警察 乱れ蝶」

末期の日活製作の小林旭のピンプ物。4作一気にCSでやってたうち、第3作、第4作を見た。

古本

学芸大学商店街の飯島書店、安くていい本多し。 世界ユーモア全集9「西部旅行奇談/ガス屋クニッテル」(筑摩書房)、大久保利鎌「日本史学事始」(岩波新書)、彷書月刊「特集:上田トシコ」。