寝坊/知のトンデモ/ハネムーンは命がけ

また寝坊。
吉祥寺のパルコブックセンターで、幻の名盤解放同盟・第三の男、船橋英雄の初著書「バリの空の下、人は流れる」を買ってから出勤。
中身はいつもの解放同盟の本。

仕事はそれなりにこなし、帰りの電車で、現代思想版「トンデモ本の世界」として評判の、「知の欺瞞」(→http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fn/)読了。

ラカンのトンデモぶりが特に最高。「断言」ぶりが教祖してますね。
あと、クリステヴァやドウルーズの華麗な意味なし文も、いい味。中沢新ちゃんなど、まだまだかわいいモノだったのね。

先日の深夜TVで放映されていた、マイク・マイヤーズの主演作「ハネムーンは命がけ」を録画ビデオで見る。
これは「ウエインズ・ワールド」と「ウエインズ・ワールド2」の間にとられた、プレストン・スタージェスばりのスクリューボール・コメデイでケッサクです。
とにかく、登場人物がALL変人。これでエンデイングに「人を食いまくったオチ」があれば、完全にスタージェスなのですが。しかし、どうしてこれほどの作品が、公開時に評判にならなかったのか・・。

ホテル・ニューハンプシャー」「パルプ・フィクション」「バタフライ・キス」等々・・、神経質女を演じさせては天下一のアマンダ・プラマーも出てます。またも、めちゃ神経質な女の役。