うなとろ丼/この国で女であるということ

ダイエット47日目。

ネット書店から、ダリン・ストラウス「運命の双子」、増島みどり「6月の軌跡」が届く。

妻と、午後から外出。
銀座へ行き、3丁目のウナギ屋・ひら井で「うなとろ丼」。ボリューム満点で、食事制限で胃が小さくなっている我々には、辛かった。店内のTVでは男子バレー・W杯、全日本対キューバ戦が放映中。

満腹になったので腹ごしらえに、すずらん通り沿いに新橋駅まで歩く。
途中、博品館のトイ・ショップをのぞく。カードゲームコーナーにウンスンかるたがあったり、マニアックな品揃えだね、この店。

高井戸へ移動し、高井戸温水プールで水中歩行。腰痛の治療にいいかと、始めることにした。場内にバロック音楽が流れるこのプール、いつも閑散としていて、いい感じ。

環八沿いの蕎麦屋、津久多庵で、せいろと蕎麦がきで夕食。この蕎麦屋もすごくうまいのに、なぜかいつも客がいなくて我々の貸切状態。静かでいいんだけれど。

5年前に半年だけ住んだ、社宅のまわりをぶらぶら歩いてみる。私の会社も社宅を維持する余裕がなくなったようで、ここは既に閉鎖されていて誰も住んでいない。

センチメンタルな気分で帰宅。いつもマンションの前で「散歩してくれ」と待ちかまえているうちの猫が、今日はなぜかいない。部屋に入ろうとすると、マンション半地下の車庫のシャッターの奧から悲痛な鳴き声。

車庫内に閉じこめられていたバカ猫を助け出して、(疲れているので)超最短ルートで散歩。

島崎今日子「この国で女であるということ」を読了。

「AERA」の「現代の肖像」というインタビュー&人物論シリーズ(対象はすべて女性)を集めた一冊なのだが、各人の生き方の本質をとらえて、そこから現在の時代性まで持っていく技が名人芸。
人物論に関しては、東の横綱吉田司に対して、西の横綱って感じだね。