初詣/ウオーターフォールに流れゆく正月

午後から妻と、鎌倉へ初詣へ。
東京からの横須賀線、元貨物路線だけあって、横揺れひどく、気持ち悪くなる。

鎌倉に3時到着。とりあえず鶴岡八幡宮へ向かってみるが、行列がスシ詰め状態で前に進まなくなったので、早速、「ここはダメ」と諦める。

適当にブラブラと歩き、民家を改造したイイ感じの蕎麦屋で食事。給仕の女性は、美智子風スマイルでの応対。ホント、お上品な町だね、鎌倉って。

そのあと、道端の案内板に従い、銭洗弁財天へ行ってみることにする。
ところで、地図を持たずに歩いている我々はつゆ知らなかったのだが、案内板から弁財天まで、寒風の中を1kg弱、歩くのでした。

ようやくたどりついた弁財天は、岩をくりぬいた奧宮つきのこじんまりとした神社。厄除けのお札をもらい、千円札を霊水で洗う。これだけ歩いてたどりついたのだから、御利益あるかしら。

神社内の食堂でぜんざいを食べて暖まり、初詣は無事終了。

帰り道に、横浜へ。横浜好きの妻が突如、絶好調モードに。

黄金町のシネマジャックで時代劇コメデイ2本立。エノケン・キンゴローの「初笑い底抜け旅日記」と、てなもんや三度傘の映画版「幕末・てなもんや大騒動」。

すっかり新年気分になり、クソ寒い中、中華街まで歩いて行く。東京ウオーカー様の紹介記事が店頭に輝く「上海家庭料理の店」で食事。でも、ここは美味しかったです。

妻の好調は止まらず、吉祥寺に戻ってから、さらに、カラオケボックスで午前3時まで。
私は田辺守の「ウオーターフォールに流れゆく正月」が歌えたのが嬉しかったのでした。「お正月ソング」ってあまりないから、貴重です。