好妻好局 夫・升田幸三との40年

升田静尾「好妻好局 夫・升田幸三との40年」を読み中。升田の奥さんの聞き書き本。作家になった大崎善生が「将棋世界」誌の編集長だった時代の連載が元となっていて、思えば、大崎編集長時代の「将棋世界」誌はよかった。


升田幸三って、古典的な勝負師像そのもののキャラクターで、将棋ファンとしては随分興味なくすごしたんです。

それが、先日呼んだ古本「将棋野郎」以来、興味が再燃。将棋の話は、散々聞いているのでもういいという感じなんですが、升田の教育論とか家族論、経営者・文化人との接し方、なんかが気になる。