羽仁進の家族論

「羽仁進の新・家族論」は、85年発行の当時流行の「家族崩壊後の家族論」だが・・。自分が「妻の妹と不倫し、その妹と結婚した」ことに、全然ふれていないのが、ズルイ。

自分が再婚で、妻と娘の間は、俗にいうなさぬ仲。どうしても(家族の問題を)もう一度、考えたくなるよ。

などと呑気なことを書いて、はじまるのは、アフリカで出会った家族の話やら、動物の家族を俗流に解釈した、抽象的な家族論。
いい根性してるよ、このオヤジ。「俗にいうなさぬ仲」なんか、越えてるでしょ。