少林サッカー

TVの洋画劇場でのチャウ・シンチー監督・主演の「少林サッカー」をやっていて、ビデオで2回見ているのだが、つい、また見てしまった。少林寺で修行して現在は下積み生活しているボンクラたちが、カンフーをサッカーに応用して大活躍、その荒唐無稽な必殺技をCGで、というお話。

この映画、まずは、役者の顔。どこから探してきたんだというような、天然の顔してる。昔の日本映画なら沢山いた、根本敬の漫画のキャラクターのような、ブサイクで、でも輝いている顔。

香港コメデイというと、サービスたっぷりの説明過剰描写が普通だが、チャウ・シンチーは、力抜いた、スカシ気味のギャグセンスが特徴。
セリフで余計な説明せず、余計な描写なく、映像中心ののテンポいい演出でお話進んでいくのが快い。