2005-03-16 「司馬遼太郎が考えたこと(4)エッセイ1968.9〜1970.2」(新潮文庫) 読了。全共闘運動や管理社会、国際的な能率化競争についての論など、現在の視点で読んでも興味深い論が多い。ただ、1巻から3巻の「福田定一」エッセイとしての雑多さが消えてしまい、「司馬遼太郎先生」的な文ばかりになってきた。5巻目以降は読むのをやめようかな。以降、登場キーワード。 「ドキュメント日本人」(学芸書林) 「10冊の本」(主婦の友社) 江藤文夫 「手掘り日本史」の聞き手。