2005-11-12 実家でゲットした本(冠婚葬祭編・その1) 古本買いの代替行為。 塩月弥栄子「冠婚葬祭入門」(光文社・カッパブックス) 70年刊行。カッパブックス内のミニ・レーベル「カッパホームズ」の一冊で当時の大ベストセラー(「バカの壁」に破られるまで、新書の部数レコード308万部を持っていた) この本の魅力は、なんといっても、カバー及び書内のイラスト担当・宇野亜喜良。見てください、このシュールなカバーに、ビューテイフルな挿画(これはお棺です)を。 東天紅企画室監修「ちょっとユニークな婚礼両親・親族の挨拶」(高橋書店) 96年刊行で挨拶内容は特にユニークではなく、「立場が特殊」(親代わりの叔父、親代わりの姉、年の離れたいとこ等)の人向けの、挨拶の模範例集。 ただ、「著名人の挨拶」という章があって、奥野信太郎、藤原てい、徳川夢声等と、なかなか渋いラインナップ。 夢声は妻の姪の結婚式のスピーチ。夢声日記でも有名な、自分の夫婦ゲンカを例としてあげていた。