すぎやまチヒロ「スクリーンの魔術師」

買い物の途中で、コンビニにより、図書館で借りた「キネマ旬報」のバックナンバー、2005年の1月の2号分から、コピー。
コピーしたのは、すぎやまチヒロ先生の「スクリーンの魔術師」という2頁もののコマなし漫画。毎回、1人の映画監督をとりあげ、その監督についての様々なエピソードや映画の内容をスクラップ状に描いたもの。
塩山芳明ウエブ日記では、この連載について、「著者と本人以外誰が読んでいるんだ!」と罵倒されていたので、どれほどヒドイ内容かと読んでみたら、案に相違して、すぎやま先生の映画好きが素直に伝わってくる楽しい連載だ。


1月上旬号は今村昌平、1月下旬号はサム・ペキンパーで、連載31回と32回。そして、この連載は、10月ごろに終了している。
すぎやま先生からワタシにお電話かかって来た時は、「ぼく、これ単行本にしたいんですけどねえ」とおっしゃっていたが・・。「キネ旬」編集部に電話したら「その予定はありません」という冷たいお答えだった。
他の出版社で本にならないかなあ。とりあえず、順次バックナンバーを図書館で借りてコピーしておこう。