梅田望夫ムカツク 梅田望夫+平野啓一郎「ウェブ人間論」(新潮新書 asin:4106101939) 読書中止

会社の図書施設にあったので、取り寄せて見た。
でも、冒頭の梅田望夫の「自己紹介」の部分で、もうムカツイてムカツイて、先を読む気なくなった。
「ぼくはウェブに住んでいる感じで、ブログが自分の家という感じです」だってさあ。
まあ、そういう風に感じられるのは、心も体も健康で、仕事もほとんどウェブでできる、エリートな人だからだろう。


私もネット中毒ではあるが・・。
でも、あくまで自分の本体は、「自由に動いてくれなくて、すぐ疲れてしまう、病人状態の自分の体」である・・。


統合失調症の妻にしても、ネットでの交流は多少の効果はあるが・・。やはり、生身の人間同士のリアルでの交際が、心を元気にする、力を持っている。

 
まあ、梅田センセイからすれば、私のしょうもない、単なる嫉妬なんだろうが。
現在の私たちは、「病人としての自分たち」という前提でしか、物事を考えられないので、「元気自慢」されると、本当にムカツク。