ツタヤの郵送レンタルで。２００４年のウルグアイ映画（http://www.bitters.co.jp/whisky/index.html）。
「ウルグアイのアキ・カウリスマキ」とでも言いたくなる、孤独でしょぼくれた登場人物たちの物語。
また、舞台となる、古びた工場の淡々とした作業風景は、カウリスマキ作品でも、特に「マッチ工場の少女」を思わせる。
そして、ほとんどないセリフ、動かない固定カメラによる撮影は、小津安二郎を思わせるのだが、これは偶然の一致だろう。カウリスマキやジャームッシュの影響のほうが大きそうだ。
監督は、７４年生まれの大学からの友人・二人。だが、そのうちの一人、フアン・パブロ・レベージャは昨年、３２歳の若さで亡くなっている。
