DVD「なつかしの昭和爆笑漫才 〜天国の笑星(スター)〜」(asin:B000VB3I70)

ツタヤの郵送レンタルで借りたもの。昨日、見終わった。
収録されているのは、「中田ダイマル・ラケット」「島田洋之介・今喜多代」「Wヤング」「岡八郎花紀京」「人生幸朗・生恵幸子」だが・・。


やはり「中田ダイマル・ラケット」別格だなあ。21世紀の現代でも、笑えること笑えること。
以前、CDで「ダイラケ」を聞いた時(http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20051025#p2)、「あ、この二人はアクション漫才だから、音だけ聞いても面白くないんだ」と思ったものだが、やはり映像で見ると抜群に面白い。二人とも、動きのキレとタイミングが、絶妙。
そして、ボケのダイマルのボケぶりが、すさまじい。 「ボクの彼女」というネタで、お互いの彼女が同一人物であることがわかった二人が、「じゃんけんで勝負」するのだが、ダイマルが延々とズルいセコい情けない真似をして、ラケットを怒らせる。それだけで、10分くらいモタシテしまうのだから、スゴイ。
伝説の、若き時代の「ボクシング漫才」も収録されていた。本当に上半身、裸になって、ボクシング・グローブはめて、ダイマルは眼鏡はずして、殴りあう。あの時代に、こういうモノをやった感性はスゴイ。


ほかのコンビは、みな、、イマイチだったが、意外に面白かったのが「岡八郎花紀京」。
吉本新喜劇」でおなじみのこの二人で、「漫才」をやっていること自体、知らなかったのだが、しゃべりのテンポが抜群。やはり、面白い漫才は、二人のテンポの良さが絶対に必要だと確信。
妻は「花紀京、おもろい〜」と言っていたが、私は岡八郎の突っ込みのセンスに惚れた。