野田昌宏宇宙大元帥の祖父・野田勢次郎は、「麻生商店」の大番頭

野田さんの母が、麻生太郎の伯母であることはよく知られているが。
なんと、野田家と麻生家にはもう一代まえからの付き合いがあったのだ。


こちらをみると。
http://www.aso-group.jp/history/100years_38.html

このころ麻生商店をはじめとして、関連諸事業も軌道にのり、太吉は得意の絶頂期にあったかに見えたが、突然、思わぬ不幸に見舞われたのである。大正八年(一八一九)三月、後継者として唯一の頼りにしていた太郎の急死である。
悲嘆に暮れてはいるものの、太吉は当面の後継者となって、麻生商店を存分に切り廻してくれる人材の選択に、苦慮していた。
そしてようやく、(太郎の妻)夏子の姉・八重子の夫である野田勢次郎を口説くことにしたのである。野田勢次郎は、東京帝国大学理科の地質学科を卒業後、農商務省を経て二年前から久原房之助の懇請で、久原鉱業に入っていた。また東京帝大の石炭講座の講師も兼ねていた。

ここに出てくる「麻生太郎」は、現首相・麻生太郎氏の同名の祖父で。
野田勢次郎というのは、野田さんの祖父。麻生商店に入って「実業家」として「活躍」されたそう。


つまり、野田家と麻生家は二代に渡る姻戚関係であり・・。野田さんのおじいさんは、(炭鉱などでのダーティな稼ぎでも知られる)麻生商店の大番頭だったのだ。
SFマガジン」12月号の「大森望のSF観光局」で、野田家が戦前に「非常にモダンな電化生活」をおくっていたと書かれていたが。
野田家がそんな生活をおくれたのも、勢次郎の実業家としての財力の遺産があったからかも。

ちなみに、こちらに登場する八重子・夏子姉妹は、加納久宜子爵の娘。