映画「20世紀少年」

夕方、昨夜録画しておいた映画「20世紀少年 第1話」を観る。


原作漫画は未読だが。「壮大な謎だけ張っておいて、うまく収束できず、拍子抜けするオチだった」という評判は聞いている。
映画を観てみると、確かに「ひきつける謎」を次々に仕掛けてくるが・・。「謎の新興宗教」をあまりにも万能なブラックボックスにしすぎているのが、鼻について仕方ない。教祖の名前が「トモダチ」って、どんな宗教なんだよ。


それに、登場してくる「20世紀を代表するアイコン」があまりにもウスクて典型的なものばかりで、いい加減ハラが立ってくる。
原作漫画のほうには、もっと濃厚な、設定・描写があるんだろうけれど。どうも、浦沢直樹と私は、相性が悪いような気がする。


子役たちの演技はみな、よかったけれど・・。(AMAZONのレビューでは「子役が駄目」と書いていた人がいたが、どこを見ているんだろう)