NHK教育・福祉ネットワーク「統合失調症からの回復(1)早期発見・早期支援」

西田淳志(東京都精神医学総合研究所研究員)出演。


統合失調症は、主に10代後半から20代前半に発症するということで。
三重県での、中学校や病院と連携する「三重県立こころの医療センター」というところの、先進的な事例が紹介されていた。
小学校高学年から、発症する人もいるんだな。


ところで、妻の心の調子が悪くなりだしたのは、10年以上前の吉祥寺居住時代だが。その頃は私も仕事が忙しく、妻のフォローが全くできていなかったことを、いまだに後悔している。


妻は一人で、立川にある精神科に通院していたのだが。妄想的な言動があまりに強くなり・・。
「とりあえず病名を確かめよう」と、妻に内緒でその病院に行き、担当医にあって「統合失調症だ」と教えてもらった。
理解できないのは、その女医は、妻本人には「ちょっと強いノイローゼですね」と説明していたことで。なぜに、ちゃんと病名を本人に伝えなかったのだろう。


とはいえ、病名がわかった私自身も、具体的には動くことができず。
妻が「この吉祥寺って街、怖い。あちこちで悪口を言われる。早く出ていこう」としきりに訴えるので・・。場所がかわればよくなるかと、遥か横須賀のマンションに引越しした。
しかし、妻の病状はかえって悪化し、すぐにそこで入院することになったのだった。