小谷充「市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究」

図書館本、読了。
市川崑横溝正史シリーズにおける特異なタイポグラフィを、市川監督の自身による過去作のデザイン歴、70年代のディスカバー・ジャパン文化、そして日本デザイン史等から位置づける。
知的好奇心をそそりまくる、まさに「こういう本が読みたかった」という一冊。