2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

孤独の円盤

シオドア・スタージョン「不思議のひと触れ」に収録されている、「孤独の円盤」、15年ぶりに再読。感動しました。スタージョンって、やっぱりガロ系。

王の帰還

妻と、「王の帰還」を見てきました。ピーター・ジャクソン大先生は、世界オタク界の王位につきましたね。 ハリーハウゼン・モンスターがバンバン出てくる「黒澤映画」、こんな贅沢な映画はありません。 川崎チネチッタに行くと、チケット待ちの長蛇の列(ゼ…

ほろ苦さはレモンの味

はてなで誰かが、「綿矢金原より、この人に芥川賞あげなきゃダメ」と熱弁してたので、つい、絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」(文藝春秋社 ISBN:4163226303)を買ったのですが、駄目でした。ヌルイ、ヌル〜イお話。なんでこれ、芥川賞候補? こんな屑本…

中学生

中学生になって、石破防衛庁長官のイラク問題の特別授業を聞く、という夢を見た。防衛庁の近所の学校なのでらしい。 「わが軍は現在、この地域に展開してまして、課題としては住民との云々」とか・・。

子宮

三笑亭夢楽「夢楽の風流夜話」を読んでいると、「女性の子宮もいろんな形がある。指を突っ込んでみると、前曲がりだったり、後ろ曲がりだったり、色々だ」。それは子宮じゃないでしょ!この本、昭和55年刊行だけど、テイストは完全に昭和40年代。

現代チベットの歩み

ラサの「59年反乱」の直後にチベットに入ったアメリカ人女性ジャーナリストによるルポ、アンナ=ルイス・ストロング「チベット日記」(岩波新書)をネット古書店で買って、読んでいる。 この本の共産党プロパガンダを読むと、「圧制を覆す理想郷を目指して…

古本

先日ネット古本屋に注文した動物本が到着。鈴木哲太郎「動物夜話」(高山書院)、高島春雄「滅びゆく動物たち」(中央公論社)、宮地伝三郎「アユの話」「サルの話」(岩波新書)。

動物園人にささげる100冊の自然誌古典

宮地伝三郎についてウェブで調べていたら、面白いサイトを発見した。→http://www.medias.ne.jp/~jjbokko/通俗書中心に、でも、あまりにも有名な著者は省いて、というセレクトが最高。 著書一覧、著者略歴が1つのページにまとまっている構成も、カッコウよく…

古文書返却の旅

網野善彦「古文書返却の旅」(中公新書 ISBN:4121015037)読了。佐藤真のドキュメンタリー映画のようなお話。 網野先生の伝記映画を、誰か撮るといいですねえ。

亀コレクション

妻と、バスで川崎市市民ミュージアムへ行き、「わが家の宝物・わたしの宝物」展。 (→http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/) 川崎市長のコレクションのすぐ横に陳列されていた、亀グッズコレクターのオヤジの亀コレクションが最高でした。 杉浦茂の昔の単行本が…