職場復帰期限まであと196日 「博士くん」のおかげで痛みおさまった 怖がる妻

昨夜は、なかなか寝付けない。午前1時にようやく就寝。
今朝は8時半起床。「博士くん」の昨日の治療のおかげで、AKAの痛み、見事にとれた。ナイス。


朝食食べてから、また寝てしまう。
12時起床。


午後、昨日の「博士くん」の助言に従い、体操、腹湯ときっちりこなす。


夕方、妻と馬込図書館へタクシーで。返却&リクエスト本の借り出し。リサイクルコーナーで、「標準原色図鑑全集2 昆虫」「標準原色図鑑全集 別巻 動物Ⅰ」をもらって来る。


少し散歩してから、帰りに、タクシーを電話して呼ぼうとしたら、「うちは路上では拾ってません」。仕方なく、我々がいる家を「自宅」とウソの申告して、呼んだ。


帰宅したら、妻が不調。「あっちからも、こっちからも、そっちからも私の悪口言っている。怖いよー。やっぱり、探偵雇って、盗聴器を取ってもらうしかないよー!」
ああ。


しばらくしたら落ち着いたよう。
昨日買ったTVが届いたので、寝室に設置して、サインフェルドのDVD見る。

小島毅「義経の東アジア」(勉誠出版・智慧の海叢書 ISBN:4585071199)

図書館本、読了。
東洋史家による、「大河ドラマ便乗」の、でも深い、「義経論」本。


本職の東洋史からは、

  • 南宋が金にほろぼされていなかったから、平家は経済的基盤を保てたのでは。
  • 「武士道的な武士」観念ができたのは、宋時代の朱子学が、日本に普及してから。だから、義経は「武士道的な武士」ではない
  • 平家と源氏の対立は、織豊政権徳川幕府の対立のような、「”開国”か”鎖国”か」という対立ではないか

というような、指摘がされている。


でも、それ以外の、著者が色々と勉強したと思われる、専門外の、近年の「日本史研究者」たちの「新しい義経像」が新鮮だ。

  • 義経は「源平合戦以前」平泉に行っていないかもしれない。実際、「源平盛衰記」には、「関東に潜伏していた」とある。
  • 義経が平泉に行っていたとしても、それは、義経の義父の血縁である、公家藤原氏の一族の庇護の元、という可能性もある。
  • 義経が「壇ノ浦」で行った、「漕ぎ手を射る」作戦は、当時の戦争倫理に反するモノであった。平家は、その義経の「野蛮さ」におそれおののいて、「降伏」せず、入水した。
  • 義経一行が平泉に落ちる際もっていた「勧進帳」は、本物である。

毎日新聞での、小林信彦の「植木等追悼コメント」

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070328k0000m040081000c.html

植木さんと親交のあった作家、小林信彦さんの話 
ご本人はまじめな苦労人ですが、いったんライトを浴びるとすごくおかしくてインチキで怪しい人物になった。そこが魅力で生の舞台が一番すごかった。「無責任」シリーズは、努力すれば勝つというそれまでのサラリーマン映画を180度ひっくり返した。自分のことしか考えないサラリーマンを演じ、高度成長にさしかかる時代に登場したので受けたのです。