明日の処分用で、本、ビデオ、DVDの整理

昨夜はまたまたなかなか寝付けず、2時すぎに就寝。
今朝は12時起床。


明日、川崎の古書店が出張買取に来てくれるんので、
購入したままの本、ビデオ、DVDなどが大量のダンボール箱が詰まれている、「物置部屋」(になっている)に入り、ダンボールを全部あけて、「必要なものを」ピック・アップ。そしてかわりに、本棚にあった「不要な本」を箱につめる。


当然ながら、「え、こんな本買ってたっけ。読みたいなあ」という本が多発するのだが、そういうことを言っていると、本の分量がまったく減らないので、ガンガン「売る本」にまわす。

「佐野元春のソングライターズ」ゲスト:矢野顕子(前編)

昨夜放送分を録画しておいたものを見た。
佐野元春矢野顕子に、彼女の楽曲の歌詞について色々とインタビューしていくのだが。


「好きな言葉」は「ありがとう」。そして「愛」とは「寛容、そして、耐えること」などと、答えていく彼女を見ていると。
坂本龍一に浮気されまくりながらも、仮面夫婦(?)を必死で続けていた(2006年に離婚)矢野顕子の心情をおもんばかって、どんどん暗くなる一方の我々だった。


聖書の「コリント人への手紙13章」をそのまま英語で歌った曲があるらしく、「私なんかが考える『愛』より、よっぽど本質的なことが書かれているんですよね」と顕子さん。うーん、さすがにエホバの信者だねえ。
(こちらの方(http://d.hatena.ne.jp/ZERO-tortoise/20090906/1252234078)が、全文引用してくださっているが、いやー、キツイねえ。)


佐野元春も、「愛」とか「HOME」とか、そんなテーマの質問ばかりするなよね、無神経な。

ビデオ「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」

購入したまま、未見だったビデオを明日処分するため、いまさらながら妻と二人で見た。伝説の「封印作品」。


結末の「怪獣リンチ」のエグさもすごかったが。それ以外にも「タイ人向け仕様」の奇妙な設定が多く、突っ込み所が満載の映画だった。いや、これほど面白い映画だったとは、もっと早くみるんだった。
お話だけは「タイ人向け(しかもかなり幼稚)」なのに、ナレーターのベシャリや、劇中音楽は普通のウルトラシリーズ的なので、その違和感たるや、すさまじい。


主人公の少年が悪党たちに殺され、「正義のココロを持つ彼を生き返らせてハヌマーンにしよう」とM78星雲で考えたウルトラの母の手が、タイ国の天から突然ニョキっとあらわれるシーンには爆笑。
その他にも、色づかいが独特すぎて、まるでバット・トリップの時に見る悪夢のような映画だった。ハヌマーンが、「手足を曲げて踊っている姿勢」で停止したまま、空を飛ぶシーンも相当なもの。

北杜夫「北杜夫による北杜夫 試みの自画像」(青銅社 )

図書館本、読了。
年齢別に北杜夫の人生を区切り、その年についてのエッセイ(の断片)を時系列順にピックアップして、自伝的な構成にした本。


同社によるシリーズは他に「吉行淳之介による吉行淳之介」「水上勉による水上勉」「瀬戸内晴美による瀬戸内晴美」「遠藤周作による遠藤周作」「島尾敏雄による島尾敏雄」とあるようだ。