ゴキ現る/食事会/四谷怪談

今日から三連休だが、ダラダラと惰眠。
ネット書店から、パトリック・クエンテイン「二人の妻をもつ男」「わが子は殺人者」、谷甲州「彼方の山へ」、沼田元気「ぼくの伯父さんの東京案内」、相村英輔「不確定性原理殺人事件」、田中聡「地図から消えた東京遺産 人物探訪」、池田清彦「仕事−発見シリ−ズ 生物学者」が届く。

ゴキブリが一匹現れたので、うちの駄猫をケシカケルが、ジーッと見るだけで何もしやがらない。

夕方から、妻と一緒に渋谷へ。
先日、私が結婚披露宴に参加した、会社の同期の柴田夫妻と食事会。「披露宴で受付役をしたお礼」ということで、無国籍料理店で夕食をおごってもらう。
帰り道、井の頭公園駅の路上で、死にかけているセミが路上でひっくりかえり、ジジジジと鳴いていた。

帰宅後、ビデオ屋で借りていた「四谷怪談」を見る。59年の三隅研次監督作。

さすがに三隅研次だけあって、美しくかつ恐ろしい映画なのだが、主演が長谷川一夫なので民谷伊右衛門が「いい人」なのがカタルシスにかける・・。やっぱり、伊右衛門はお岩に呪いころされないとな。

中田康子のお岩は、絶品。
あと、このころの映画は、役者さんの和服の着方が堂にいっていて面白い。和服のちょっとしたヒラリっというなびきかたが、一々美しいし・・。

妻から、このところ、自宅にいる時も本やインタネットばっかりじゃない・・と叱られる。心しないとね。