雨ばかりの連休/あくび猫/美とは

朝方、雷が轟音たてて鳴り響いていたが、眠いので寝ている。雨もすごいフリだ。
結局この三連休は雨ばかり。

今日はどこにもでかけず、だらだらと。木曜日に持ち帰っていた仕事を少し。

南條竹則「あくび猫」を読了。

同じ著者の「満漢全席」を読んで、「我が輩は猫である」タイプの小説だと思っていたのだが、この本は直球ど真ん中・・。
知的遊民であるクシャミ先生ならぬ「あくび先生」に飼われた猫が、飼い主とその友人たちの浮き世離れした騒ぎを観察するというオハナシ。

1話1話が短すぎて、ちょっとコクに欠けるキライがありますが・・。

夕食のあと、猫が無茶苦茶せがむので、仕方なく井の頭公園を散歩。一番短いコースで義務的にこなすが、彼はそれなりに嬉しそう。

ビデオ屋で借りてきた、「黒蜥蜴」(深作欣二版)をちょっと見るが、妻いわく「美輪明宏って、気持ちわるい〜。ヒゲの剃り跡もモロ見えじゃん」。
美というものがわからない人である。(そうでもないか)