張り込み/2000人の狂人

午前中は晴れていたが、午後から雨。週末はどうしても、天気悪くなるよう。
妻が高尾山で買ってきた蕎麦を食べる。ついでにゆでた後のお湯で、蕎麦湯を作ってみるが、うちで作るとどうしても生臭い。湯の量の問題かしら。

レンタルビデオで、松本清張橋本忍野村芳太郎トリオの57年作「張込み」を見る。

不幸な結婚に生気を失っている人妻(高峰秀子)についてのハナシ。
彼女を見張る大木実の若い刑事が、自分も結婚問題で迷っていることにあり、どんどん身につまされていくのが面白い。
あと、宮口精二の老刑事がめっちゃいい味。あと、エンデイングの追跡劇がすごい地味で、あきれました。

だらだらしていると、ネット書店から、石川理夫「湯治で元気になる!」が届く。

夕食後、今度はハーシェル・ゴードン・ルイスの64年作「マニアック2000」。しかし、この映画の原題(及び以前の邦題)は「2000人の狂人」なのに・・、今回の題じゃ何のことやら、わからない。

しかしこの監督は、観客の神経を逆撫でするのが天才的にうまい。ジョン・ウオーターズの初期作は、完全にこの人のエピゴーネンだね。