ダルマ大使/妖怪馬鹿/銀河帝国の弘法も筆の誤り

体調悪くてだらだら。

昨日買った、京極夏彦+多田克己+村上健司「妖怪馬鹿」、田中啓文銀河帝国の弘法も筆の誤り」と続けて読了。
なぜかどちらの本にも、「ダルマ大使」という地口があった。考えつきやすいネタなのね。

「妖怪馬鹿」は90年代の妖怪研究ルネッサンスの旗頭3名の鼎談集。60年代の「星・小松・筒井」級の、俗にして超俗の見事な雑談。
それに引き替え、「SFバカ本」収録の若手SF作家たちの雑談など、悲惨なレベルの低さ・・。

銀河帝国の弘法も筆の誤り」は、横田順弥高信太郎以来の、駄洒落SFの最高峰。大傑作である。

ネット古書店から徳川夢声「問答有用(2)」「夢声戦争日記(1)(2)」、小沢信男「犯罪専科」、青木正児「華国風味」が、ネット書店からGEOFFRREY WOLFF「THE DUKE OF DECEPTION」、KEN SMITH「RAW DEAL」、MIKE WILINS/KEN SMITH/
DOUG KIRBY「NEW ROADSIDE AMERICA」と、立て続けに届く。

夕食後、猫と公園散歩。