浪華芸人横丁

kokada_jnet2004-01-19

昨日のNHKアーカイブス新日本紀行・浪華芸人横丁」、素晴らしかった。
昭和時代が真空パックされた、全シーン、全カット、涙が出てくるような番組。
http://www.nhk.or.jp/archives/fr_back.htm

瓦屋根が続く大阪の横丁。仕事がなく一日将棋を指す老芸人たち。巡業中の飼い主に代わり、残飯を皿に入れチンにエサをあげる女芸人。
瓦屋根をゆっくり歩く白猫。ハイヤーで馴染みの床屋に乗り付ける平和ラッパ
コンビ別れしたどおし、初コンビを組んだ老メオト漫才が、バイオリンと三味線で弾き語りする「王将」。
四国への巡業が決まり、新しい着物のキレを肩にあて、柄をためす女芸人。


たまらない”昭和ビジョン”の連続。デイレクターは絶対”わかっている人”だと思ったところ、のちにSF作家にもなった、川田武でした。


昨日、休日出勤したので、今日は代休。川崎駅前の古本屋で、石子順「漫画家夫婦33景」(本の泉社)、吉井良三「洞穴学ことはじめ」(岩波新書)。後者、しばらく探していた本だった。


食事制限は今日も継続。かけ蕎麦2枚と、漬け物を食しただけ。