美保純

先日、CSで見たのが、美保純主演のロマンポルノ「ピンクのカーテン」。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17206/index.html

この映画、バツイチの美保純が実の兄貴と一緒に住んで、際どい関係になるのですが、その兄が見事な童貞野郎。
タマタマやらせてもらった女の子にほれ込んでしまい、用事もないのに彼女のアパートまで出かけ、「たまたまソバに来たから」と虚勢を張る。自分の中の童貞心理が、くっきりとよみがえる映画でした。


ところで、この映画の中の美保純のキャラ、なんかスゴク不快だなと思ったのです。(今でも、彼女は同じキャラですが)
その理由を考えてみると、ハスキーな声で、一見ボーイッシュに男友達風に振舞いながら、最終的には「へへえ」「だめじゃー」とか叫んで男に媚び売っている、というところ。

彼女のような「男友達のようで、でも実はかわいい女」が受け入れられていた80年代前半。90年代って、文化史的に大きな断層になっていると、あらためて、思います。