恋愛小説四天王の分析

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山本文緒川上弘美江國香織唯川恵で「恋愛小説四天王」なそーな(大いに苦笑い)。で、その四天王への私なりの印象。

→川上 寓話的な話が得意。実は四者の中では一番好き。でも、長篇ははっきりいってヘタやと思う。

→江國 村上春樹を女性視点から、更にうっすくして書いとる感じ。「都会的」といえなくもない。一番苦手。

→唯川 ユーミン世代的文章、テンポ命でサクサク読める。けど、オトコの描き方が金太郎飴状態で少し飽きる。

で、山本、なのだが。私の中ではこの三者あたりより、桐野夏生とか、篠田節子とか。ミステリー寄りながら、独自の世界を築きつつある女流作家の方に近いと感じている。

とても的確です。