顎関節症

妻が昨日、顎関節症の治療のため某大學病院に行ったのだが、そこの教授先生「神経のせいじゃないの、神経の薬出しておくから、それ飲んでみたら」という、けんもほろろの態度だったとか。ムカツク〜。

こちらの掲示板で議論されているのだが(http://www.gakukansetsu.com/yybbs/yybbs.cgi)、顎関節症と思われる疾患で頭痛・首痛・腰痛など全身症状が出る患者が多数いるのに、歯学及び医学がその原因・治療法を解明できず、全身症状を訴える患者を「心因性」として無視している現状がある・・。

皆さんにぜひ認識していただきたい事があります。それはこの病気は治療法も原因も確認されていない病気で、どういう症状があるかの定義も決まっていなければ、どういう状態を治癒とするかも決まっていない、病気の重傷度を示す尺度も無い病気であると言うことです。

言い換えれば、治療の有効率を計算するための基礎的合意すらない、治療法について説明しようにも確かな事実に基づいて話そうと思ったら何も言えない。そのような現実が有るのです。

でも、こんな研究は本来は、大学の研究者がすべき仕事で開業医がする事じゃないんですけど、彼らがしない以上こちらがするしかないと思ってやっています。

患者は病気の当事者ですから。治してもらうのが主目的なのですから別に(そんなに)頑張らなくってもいいんじゃないか。

難症例・なかなか治んない状態にされてしまうと、専門書・論文は読まなきゃいかん、解剖・補綴すべて、医者と議論できないとどこが、悪いかさえ分からない。しかし、誰が好き好んで、面白くもない本など読みたいものか!勤務なりで疲れた体で、セルフケアに長時間もさけるか!被害にあっても、全部手弁当。治らないのは、お前のせいだ!と言われる。体が病めば心にも辛くなって当然なわけだ・・・性格に問題ありといわれる。いや、俺の場合は、問題あるんだけどね。(笑
家族の絆・職も失い、出て行くのは、金と汗と涙なりけり。

どうしてマスコミでこの問題、議論されないんだろう・・。シックハウス症候群に並ぶ、現代の難病なのに・・。
「事実関係の学術的な証拠がない」からなんだろうが。
ノンフィクション・ライターのみなさ〜ん、ここにすごいネタがありますよ。(書くの、すごく難しいだろうが)