倉阪鬼一郎「活字狂想曲」(時事通信社)

「鉄筋の畜舎」での鬱屈があまりにたまるので、出版所の現場の、理不尽すぎる仕事の悲喜劇が語られている、この本を買いなおして再読。悲惨で滑稽な話の連発に、少し気分が晴れた。

ちょっと孫びきを。

大企業とは不人情でケチなものである。だからこそ、大企業になれたのである。(山本夏彦


それから、深夜、猫と近所の公園を散歩。気分がかなり落ち着いた。