「泣いてたまるか」

2話目の「ビフテキ子守唄」は、タクシー運転手の渥美清七尾伶子の母親から捨て子を預かるはなし。こういう泣かせる話しは、渥美清の十八番。捨て子の子役がまたうまいんだ。

1話目もそうだったが、昭和40年代当時の町並みのロケシーンが多く、懐かしい風景の連発がたまらない。
渥美清が見合い相手(京塚昌子)の勤める理髪店に行くシーン、理髪店の娘の妻は「あ、あの髭剃りクリームのカップ、懐かしいなあ。昔のうちの店もこうだったよ」と郷愁ムード満点の様子。