徳川夢声「夢声戦争日記(1)」(中公文庫)

読了。「週刊文春」の連載で、小林信彦が取り上げているのを読んで、積読状態だったこの日記、読み始めてみることにした。


第1巻は、昭和16年〜17年前半。戦勝ムードで呑気な記述だらけ。まだ、胃の手術をする前で、さかんにウィスキイーを飲んでいる夢声老。


しかし、小林信彦は先年、刊行された中公文庫BIBOLOの「夢声戦争日記・抄」をご存知ないよう・・。この「抄」が出たからには、中公文庫は「夢声戦争日記」、再刊する気がないということでしょうな。
夢声は他にも積読本あるので、順次読んでいこうかしら。