市川哲史「私が「ヴィジュアル系」だった頃。」(竹書房)

図書館本。
大槻ケンヂYOSHIKISUGIZOキリト大島暁美との対談集なのだが、大槻、YOSHIKIと読み進めたところで、辛くなって中断。
大槻が言ってるとおり、「ヴィジュアル系」って、「文科系のお耽美な世界に、地方のヤンキー文化を導入した」モノだ。ヴィジュル系全盛期に、「飲み会」とかにガンガン参加して一緒に「盛り上がってた」著者が、客観性のない「あの時は凄かったよねえ」的対談を終始されても、読まされるこちらは辛い。
体育会系の、当時OBと現役部員たちとが、過去を振り返って「いやー、あん時は無茶しましたよね」と内輪で盛り上がってるのを読まされる感じ。