また、部屋に子猫が来た

散歩から帰って、マンションの部屋で呆然としていると、妻から「今から買えるよ」との電話。
開け放しているドアから子猫が突然入ってきた。トイレでゴソゴソしたり、テレビの裏にもぐったりしてウロウロ。
紐を切って、先をくくって、「子猫用の遊び道具」を作って、鼻先でブラブラさせてやると、喜んで遊ぶ。
30分ほど、そうしていたが、この部屋をウロウロするのが楽しそうで、一向に帰ろうとしない。飼い主が心配してそうなので、子猫をかかえて3階まで階段を降り、置いてきて、ドアを閉める。


しばらくして、妻が帰宅。「子猫がドアの前で、座って待ってたよ」というので、見てみると、さっきの子猫。遊んであげたのが、よっぽど楽しかったのか。
で、私は先日親子で来た、2階の人が飼ってる子猫だと思っていたのだが、妻が「何言ってんの、その前に一回来た、貰い主を探してた子猫じゃない」。そういえば、親子で来た猫は左目が悪かったし、もう少し大きかったな。


もう、うちの部屋に来て1時間くらい経っているので、飼い主が心配しているはずだが、どの部屋の人が飼っているのかわからない。仕方なく、妻と二人、2階の人の所に聞きに行くと、「あ、3階の人が飼ってるんだけど、私が返しておきますよ」と言ってくれた。


今日の子猫は、なんか、動きが、大阪に言ってる馬鹿猫に似ていて、それで嬉しかった。
うちら、子供を養子に出した夫婦のような気分がする。