チネチッタで夕食  本当のレトロな店が潰れて、偽レトロな店ができていた

妻も調子悪くて、夕食作る元気ない。「弁当でも買ってこようか」と陰鬱な相談をしていたが、「どうせなら、チネチッタのへんに言って、高くて美味いモノを外食しよう」と私が提案。
19時から二人で、タクシーに乗って出かける。(その前に、近所の本屋で「映画秘宝」10月号を買った)


チネチッタにつくと、その周辺で、店外に椅子とテーブルがあって、そこで食事が出来る店を、カフェ2件、料理屋2軒発見。
そのうちの、イタリヤ料理屋に入り、パスタとピッツァと肉料理食べる。料理は美味しかったが、椅子が硬い金属椅子で背中と尻が痛くなる。次回は座布団持参だな。
それと、背後の空き地がやかましくて落ち着かない。「CITTA' DJ Beer Garden」とかいう、DJつきのビアガーデンをやっていて(http://lacittadella.co.jp/now/dj_beer-garden/)、日ごとに変わるDJメニュー、今日は「METAL VAMPIRE」でメタルがガンガン流れてる。ビアガーデンの客も、おっちゃんやおばちゃん、ばあさんとかで、誰もメタルなんて聞いてないよ。


食後に、チネチッタ裏の歓楽街を散策。このあたりは、通り向こうのソープ街との間隙地帯になっていて、この遅い時間でも、昭和系の食品屋や煙草屋が店をまだ開けている。
以前、妻と入った、昭和テイスト満点の中華料理屋(出るのは中華料理だが、店構えは定食屋スタイル)、まだあるかなあと見てみると、「焼肉 下町のカルビ屋本舗」(http://www.a-yakiniku.com/)という、私の大嫌いな、人工的な「昭和30年代風」の店にかわっていた。ショック! 
本当のレトロな店を潰して、偽レトロな店を作るなんて、サイテーだ。


大いに憤慨していたが、いい店名のスナックが2軒あったので、ちょっと機嫌直る。
 
アダルトグッズや、回春薬満載の、ソープ街入口の薬屋さんに入って、ちょっと見物してから、帰宅。