小熊英二「インド日記」(新曜社 ISBN:4788507285)

図書館本、読了。
客員教授」としてわずか2ヶ月のインド滞在の日記だが、半年くらいの日記を読んだような気分がした。
それくらい、小熊の剃刀のような知の赴くまま、いろんなことをしている。あちこちの地方に出かけ、大学で講義をし、インド知識人と会話し、現地で活動している日本人に会い、国際会議では下手な英語にもメゲズ本質的な質問をしまくり、スラム街の少年達とダンスをし、自分のバンドのために楽器を探したち、という日々。
この人は、スゴイわ。