「もしも昨日が選べたら」(asin:B000LC5BZQ)

主演:アダム・サンドラー、監督:フランク・コラチの「ウェディング・シンガー」コンビによる、2006年作。


原題は「CLICK」。この邦題は、誤解を招きそうで、「過去を変えることができる男」の物語のように思えるが・・。
実際は、TVのリモコンのように、現実を「停止」「早送り」できるリモコンを授かった男の話。(リモコンを与えるのは、マッド・サイエンスト風のクリストファー・ウォーケン。リモコンでは、過去を見ることはできるが、過去には干渉できない)
アダム・サンドラーは、ジム・キャリーの「ライアー・ライアー」に似たキャラで、家族をすごく愛しているのだが、どうしても仕事ばかり優先してしまう男。彼が、「人生の嫌な部分」をどんどん早送りしていくうちに、リモコンが暴走してしまい、彼の人生はスカスカになってしまう。


でも、エンディングは、うまく泣かせる落ちにして目出たし、目出たし。テンポがいい演出で、夕食後に一気に見てしまった。