- マーケットプレイス
- 戸峰美太郎「神鷺」(小学館)
- 白取千夏雄さんのブログでの、白取さんと山田紫さんの対談で、「数少ないビッグコミック賞受賞作家」として言及されていた(http://blog.goo.ne.jp/shiratori-chikao/e/d7552ebce1a0a2fa424d4e79f4a55d45)ので、買ってみた。この人は、今はもう、漫画描いていないのかなあ。
- 戸峰美太郎「神鷺」(小学館)
紫:最初に載った後は作品を描くと「COM」が載っけてくれてたから、その原稿料で食べていけるような状態だったと思うよ。なのでデザイン事務所は辞めちゃったのね。あと実は「COM」のあと、「ビッグコミック」に一回佳作入選してる。
白:おお! それは初耳だ。ビッグコミック賞(68〜77年)ってもんの凄〜く入賞が難しいので有名な伝説の漫画賞っすよ!
紫:そのときのビッグコミック賞が御厨さと美だったかなあ。私は佳作(笑)。
白:いや、実は調べたところによると、全18回のうち「ビッグコミック賞」そのものを受賞したのは70年(第4回)の戸峰美太郎と75年(第14回)の一ノ関圭のたった2人っすよ! だからあとは皆佳作か、準佳作(やまだ紫のほかの顔ぶれは谷口ジロー、日野日出志、西岸良平、御厨さと美、諸星大二郎、弘兼憲史、わたせ青三…とこれまた物凄い)。なんでそのままビッグコミックには行かなかったの?