ETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」 神々たちの競演

http://www.nhk.or.jp/hensei/program/p/20071021/001/31-2200.html
昨日、放送した分、半分ほど見た。
大伴昌司の書斎から話がはじまる。保存されている書斎にある、膨大なグッズで「SFの歴史」がほとんど説明可能なのはさすが。


TVでの特集だけあって、SF作家たちの、映画、アニメ、少年ドラマシリーズなどへの関与を、かなり偏向して流している感がある。でも、「その結果として、現在のオタク文化がある」という結論にしたいから、仕方ないのか。


でも、「SF作家クラブ」創立時の会話のテープとか、大伴さんの書斎、福島さんの書斎がそのまま残っているのには、涙が出た。東海村見学の映像も残っていたし。
福島さんや大伴さんの声は「神の声」だった。星さんの声も、ほとんどTVには出ない人だったから、やっぱ「神の声」。現在の「小松・筒井のツーショット」も神々の姿だよ、ホント。


大森望さんのミクシー日記でも、「せっかく、これだけネタを集めたのなら、5回シリーズくらいでやってほしい」という意見もあったなあ。ホント、これだけの素材がもったいない。もっと、SFマインドのあるディレクターに作って欲しかったなあ。
世代的に活字SFファン世代だと思うんだけれど、こういう番組とる人。