ショック! 訃報 アーサー・C・クラーク死去■

http://www.asahi.com/obituaries/update/0319/TKY200803190065.html

名作「2001年宇宙の旅」などで知られる英国人SF作家、アーサー・C・クラーク氏が19日、移住先のスリランカで死去した。90歳だった。秘書がロイター通信などに語ったところによると、クラーク氏は4日前からコロンボの病院に入院していたが、19日早朝、循環・呼吸関連の発作を起こした。60年代以来、ポリオの後遺症に悩まされていたという。


クラーク氏は1917年に英国サマーセットの農家に生まれた。第二次大戦では、空軍のレーダー技師として従軍。戦後、次々と作品を発表し、SF界を代表する作家となった。スリランカの海に魅せられて56年に移住。59年にポリオにかかり、ほとんど自宅で過ごすようになったが、精力的に執筆活動を続けた。


代表的作品に「幼年期の終わり」、「都市と星」、「地球帝国」、「遥かなる地球の歌」、「2001年宇宙の旅」の続編である「2010年宇宙の旅」、「2061年宇宙の旅」、「3001年終局への旅」など。


90歳だから大往生だね。ところでミクシーで大宮信光さんが・・。

私は、クラーク『太陽系最後の日』を読んで、衝撃を受け、SFリーダーになりました。1959年暮れ、SFマガジン創刊号に掲載された作品です。

と書かれていた。SF第一世代の方々は、『太陽系最後の日』の衝撃を、みなさん、語るねえ。
我々あとの世代は、この作品、あんまりピンとこなかったりするんだが・・。


朝日新聞夕刊では、筒井さんのコメントが乗ってたが、やはり、『太陽系最後の日』が「衝撃的だった」と語っていた。
ちなみに、こちらは、世界SF全集の「月報」に載った、文芸評論家奥野健男による、『太陽系最後の日』大賛歌の文章。
http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/00010115#p2