松田哲夫「編集狂時代」(ちくま文庫 asin:4101480214) 南陀楼さんと内澤さんのナレソメ?

再読。1994年の刊行時に、すぐ読んでいるのだが、あれから14年。こちらの知識も増えて、前回読んだときより、全然楽しく読めた。いや、面白い。


雑誌「終末から」の編集長だった原田奈翁雄が、現・径書房社長だったなんて、全然知らなかった。
あと、川本三郎の奥さんの、川本恵子という人が、ファッション評論、ファッション史研究の人だってことも、知らなかった。


ところで、雑誌『本とコンピュータ』時代に、松田さんは「印刷に恋して」という連載をしていて、印刷の現場を訪ね歩いているのだが。その時のイラスト担当が内澤旬子さん。そして、編集部から一緒に参加していたのが、河上進さんなのだった。
これが、もしかして現在ご夫婦である、南陀楼綾繁さんと内澤旬子さんの「出会い」だったのかしら・・。