高島俊男「天下の記者 「奇人」山田一郎とその時代」(文春新書 asin:4166606212)

図書館本、読了。
「大学」が日本に1個しかなかった明治初期。高田早苗市島謙吉三宅雪嶺田中館愛橘坪内逍遥らと同級生の超エリート。彼等と、のちの早稲田大学を創設し、立憲改進党を結党したが・・。
だが、ふとした仲たがいでエリート・コースからはずれ、「奇人」として生きた山田一郎。
彼の「奇人」ぶりは、小心で甘えん坊で目立ちたがりの性格の「演技」と高島先生は書いている。