DVD「靖国 YASUKUNI」(asin:B001BVZ50C)

ツタヤの郵送レンタルで。
靖国刀という刀を作った90歳の刀匠へのインタビューと、8月15日の靖国神社に登場する様々な人物を撮影した、中国人監督による話題のドキュメンタリー。


ところで、この映画では「靖国神社のご神体は、英霊の魂がこもった一本の刀剣である」と主張していて、それが「えー、知らなかった」と鈴木邦男をはじめ、多くの人を感銘させたのだが。


WIKIPEDIAでの記述によると、「靖国」の著者・坪内祐三「文藝春秋」6月号)や「靖国神社の広報の発表」によると、靖国神社の御霊代は「神剣及び神鏡」で、しかも神剣は明治2年に作ったものであるとのこと。


これが本当なら、このドキュメンタリーはかなりトンデモなものになってしまうのだが。


だが、こちら(http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20080426/1209176229)のコメント欄によると、「正論」2005年8月号において、靖國神社宮司湯澤貞が「靈璽簿は一年間、本殿の中に置いておきます。靖国神社御神体は刀で、一年間本殿にお祀りしている間に御霊がこの御神体に移ります」という発言をしているという。
これは「正論」の該当号を取り寄せて、読んでみないと(図書館で読もうと思ったが、保存期間の1年を過ぎていて、もう廃棄されていたので・・)。