吉村昭「私の文学漂流」(新潮社 asin:4103242221)

図書館本、読了。


少年期に結核となり、病弱のため「列外の者」として生きてきた著者。
だが、大学時代に文学に目覚め、そこで知り合った後の妻・津村節子とともに文学を志し、兄の経営する会社でサラリーマンとして働きながら小説を書き続け、39歳で書いた『戦艦武蔵』でようやく、世に認められるまでを描く。