シナリオ別冊「脚本家白坂依志夫の世界 書いた!跳んだ!遊んだ!」

図書館本、読了。若き時代から「天才脚本家」として名をなし、後に増村保造とコンビを組んで傑作を連発した著者の、赤裸々な回顧談を中心とした本。


自身も「○○とやった、○○とやった」と書きまくっており、また「○○は○○は出来ていた」と暴露しまくり。まら白坂自身もはまっていた、現在は非合法のラリパッパ睡眠薬「ハイミナール」蔓延話もあり。日本版ハリウッド・バビロンの趣き。
(詳細はこちらのサイトにあり)
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50649355.html
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50649711.html


だが、副題にある「書いた!跳んだ!遊んだ!」とあるわりには、その「遊び」についての爽快感がなく、生々しすぎるヤナ話を読まされたという読後感。
しかし昔の愛人のことを「セフレ」などとイマドキの言葉で表現する、この今年76歳の老人は、いったい何者なんだろう。


本書の構成