渋谷で映画2本はしご

昨夜は1時半就寝。
今朝は9時起床。


午後から妻と一緒に外出。
渋谷まで電車に乗り、青山通りまで出て、イメージフォーラムへ。


「整理券制」ということなので、念のため上映1時間前に来たが、「整理番号1番、2番」だった。こんなに早くくる必要なかった。
近所の蕎麦屋で蕎麦と、焼酎の蕎麦湯わり。
まだ時間があったので、青山通り沿いの古書店2点「中村書店」と「巽堂書店」で100円均一本をあさる。
波多野完治「文章心理学入門」(新潮文庫)、中河与一「天の夕顔」(新潮文庫)、舟橋聖一「悉皆屋康吉」(新潮文庫)、横山源之助「日本の下層社会」(岩波文庫)、岩波書店編「古典を讀もう」(岩波文庫)、林語堂支那のユーモア」(岩波新書)、里見トン「荊棘の冠」(岩波新書)、ハンス・バウマンコロンブスのむすこ・上下」(岩波少年文庫)、織田正吉「ことば遊びコレクション」(講談社現代新書)。


イメージフォーラムで見たのは、中田秀夫監督が、「ザ・リング2」を撮った経験を基に、ハリウッドの映画システムのドキュメンタリー「ハリウッド監督学入門」。
だが、自分の知り合いのごく狭い範囲にインタビューした程度の内容で・・。「ドキュメンタリー作品」と銘打って、これ単独で金を撮ってみせるような作品ではない。
あまりに退屈で途中で寝てしまう。ただ、中田監督はいままでもドキュメンタリーを何作か撮っているのだが、それらを見た妻は「今までのドキュメンタリーで、一番ましだった」と・・。


「口直し」にと、TSUTAYAシアターで上映されている、いましろたかし原作・脚本の「デメキング」を見ようと思ったのだが。前作終了時点で、既にそちらの予告編が始まっている。
距離もあるので、タクシーに乗りBUNKAMURAまで。そこから早足で劇場に向かうと、既にオープニングは終わっていた。
映画は・・。いましろ漫画の世界が実写化されていることに激しく感動したけれど。寺内康太郎って凡庸な監督だなあ。ただ、役者陣とロケ地は、素晴らしかった。


この予告編ひどいなあ。この映画の一番の見所を見せてしまっている。これを見て、「これ以上の何かがあるんじゃないか」と期待した客は、「予告編以上の内容がまったくない」この映画に、怒るんじゃないだろうか。


回転寿司で夕食食べてから、帰宅。冷たい風がふいてきて・・、薄着で出てきてしまったので、寒い。