1-01-06から1日間の記事一覧

翻訳者紹介

中村能三(なかむら・よしみ) 明治三六年福岡県に生まれる。 英米文字翻訳家。 主訳書 E・S・ガードナー『大胆なおとり』(早川書房刊) クレイグ・ライス『わが王国は霊柩車』(早川書房刊) ジョージ・R・スチュワート『大地は永遠に』(早川書房刊)

七〇年代のSFは? 小野耕世

「SFの傑作といわれている作品は、『アンドロメダ……』といった題のものよりも、『夏への扉』だとか『幼年期のおわり』というような、情念的なタイトルのついているものに多いようですね」 あるラジオの座談会で、現代のロマン作家五木寛之氏はこう言った。…

SFの文学的可能性 三輪秀彦

『日本SF・幼年期の終り』に収録。

SFの未来像−−シュール・ドキュメンタリーの可能性−−権田萬治

これからのSFはどういう方向をたどるであろうか。 アポロ11、12号による月探険計画が成功した現在、アーサー・ケストラーが「ファンタジーの退屈」の中で述べている次のような言葉を振り返ってみることは決して無意味ではないであろう。 「私は、SFはよ…

解説者 福島正実 伊藤典夫

収録作品 オラフ・ステープルドン『シリウス』 C・S・リュイス『沈黙の惑星より』 中村能三訳

「世界SF全集」月報より