1-01-22から1日間の記事一覧

翻訳者紹介

飯田規和(いいだ・きわ) 昭和三年山梨県に生まれる。 昭和三十年東京外語大学ロシア語科卒。 ソヴィエト文学研究家。 主訳書 スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』(早川書房刊) R・E・コブリンスキ『電子頭脳の時代』(理論社刊) ユリアン・セ…

アポロ式放血手術 福島正実

深夜、テレピ局のビルの屋上にかかった月を見た。胸をつかれて、思わず立ち止った。それは、アポロ宇宙船が月に到達し宇宙飛行士たちがはしめて月面の塵の中に足跡をしるした日、特別報道番組のためにテレビ局からテレビ局へとたらいまわしされていたときの…

さらに飛躍を 生島治郎

「日本SF・幼年期の終り」に収録。

ソ連SF界の新人登場とその舞台 袋一平

銀河航路のはずれに『緑の峠』という名で知られる小さい惑星がある。暗黒太陽系の『黒チタン』という惑星で傷ついた二人の宇宙飛行士がこの『緑の峠』に途中下車する。人工空気、人工庭園−−宇宙の休息所である。いくら小さい惑星でも、観測所長ひとりだけで…

解説者 飯田規和

収録作品 イワン・エフレーモフ『星の船』『アンドロメダ星雲』飯田規和訳

「世界SF全集」月報より