昨夜は4時半就寝。今朝は11時起床。今日は「一日雨」の予報だったのに、カンカン照りで暑い。
今日はまたエアコン工事日。朝食の後、二人で奥の部屋のドア(リビングと寝室をさえぎっている邪魔なドア)等、色々邪魔なものをかたずける。いつもゴチャゴチャした「倉庫部屋」なのだが、物を取り去ると、なんてきれいでスッキリした部屋なんだ。


13時半ごろ、工事の人が来て、エアコン取り付けてくれる。作業の途中、少し雨が降ったが、またやんだ。
作業終了後、また、荷物を奥の部屋に戻す。1ヶ月前に申し込みして、やっと完成した「エアコンの付け替え」、かなり心の負担になっていたので、なんか気が抜けてしまった。


昼食後、口内の左下に赤い塊のようなものがあるのに気がつき、妻と近所の薬局に行ってみる。「口を自分で噛んだ時の、血の塊ですよ。放っておけば直ります」ということで、一安心。
ダウナー系古本屋、大島書店により、ビデオ「キング オブ ポルノ」(チャーリー・シーンエミリオ・エステベス兄弟が、実在のポルノ映画王兄弟を演じた映画。300円 ASIN:B00006JL94)と、福井正道「バックミラー人生模様」(廣済堂文庫)を買う。

「フレンズ」の夢を毎日見る人生

毎日毎日、終電どころか、深夜のタクシー帰りの仕事をしていた頃は、毎晩、仕事の夢を見ていた。それが超リアルで、会議で叱られている夢だったり、内輪同士で「やばいのみつけちゃったじゃん。どうするよ」と慌てふためいたり、そういう夢ばかりであった。
で、最近はというと、毎回、食事中に流して見ているアメリカドラマ「フレンズ」の登場人物になった夢ばかり見る。フィービーのタクシーに乗ってヘマな発言したり、ロスになって婚約者に間抜けでドジなことをやったり。


フレンズ」の夢を毎日見る人生って、ショボすぎる。。

パトリック・マシアス「オタクinUSA 愛と誤解のAnime輸入史」(太田出版 ISBN:4778310020)

読了。この本は、最高! 今年のベスト本。
異文化についての愛と誤解を抱えたアメリカン・オタク群像、そして、ニッポン文化を金儲けネタとしか考えなかった低脳な商売人たち。その双方が、パトリックのオタク・ライフと並行して、生々しくとりあげられている、人間味あふれるドキュメント。
でも、翻訳担当・町山智浩なので、文体が町山文。文章も、原文にない表現とか、かなり手を加えてるんじゃないかな。
パトリックは「東京在住で日本語勉強中」ということだが、ストリームに出演したのを(http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2006/08/88_ec2d.html)聞いたら、まだ、「コンニチワ、ワタシワ、パトリック・マシアス デス」てな感じだった。

鶴見俊輔+佐藤忠男+北杜夫編「現代漫画15 漫画戦後史2(社会・風俗篇)」(筑摩書房 70)  

図書館本、読了。戦後直後から70年までの、漫画集団作品を中心とした風俗史。「大学漫画研究会特集」の頁には、「立大漫画研究会・西岸良平」の作品もある。
この本を借りたのは、こちらで(http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20060729#p2)、戦後の大阪で一世を風靡したという南部正太郎「ヤネウラ3ちゃん」を読みたくなったせいなのだが、収録されていた「ヤネウラ3ちゃん」、サイテー。まあ、「サザエさん」だって、連載初期は低レベルだし、この程度のギャグセンスが当時の日本人のレベルなんでしょ。


結局、全編を通して一番面白かったのは、水木しげる先生の「原始さん」。
あと、占領当時、日本に在住して1コマ漫画を描いていたアメリカ人の作品も、2人分収録してあって、ちょっと面白かった。